超音波洗浄、バブリング洗浄、スプレー・シャワー洗浄など洗浄装置を主力とする機器メーカー

乾燥方法の種類と特徴

乾燥方法の種類と特徴

熱風乾燥

最も広く行なわれている方法。熱風機やブローヒーターなどから槽内に熱風を送ることで被洗浄物を乾燥させる。

  • 安価での導入が可能
  • 他の乾燥方法との併用が容易
  • 乾燥時間が短い
  • 大量の部品にも対応できる
  • 乾燥槽の耐熱対策が必要
  • 高温乾燥のため、部品が冷めるまで後工程に移ることができない

真空乾燥

大量の部品や、部品の無貫通穴の内部に入り込んだ水分を減圧の変化で乾燥させる方法。

  • 大量部品の乾燥に適す
  • 無貫通穴の内部水分除去に適す
  • 他の方法よりも条件によっては乾燥が速い
  • 大型の真空ポンプが必要なため、導入コストが高い
  • 水系洗浄剤や溶剤系では乾燥条件が異なり、水系は特に困難

蒸気乾燥

アルコール系溶剤、フッ素などの代替フロン溶剤、炭化水素系溶剤などを用い、液を煮沸させた蒸気中に被洗浄物を投入し、温度差による表面の凝縮作用にて汚れを流し落す技術。特に炭化水素系溶剤を用いた場合は、減圧状態での蒸気乾燥方式が主。

  • 均一乾燥
  • 乾燥後、後工程が迅速に行える(使用する溶剤による)
  • 乾燥性がよい
  • 冷却水など、付帯設備のコストがかかる
  • 蒸気乾燥可能な液が少ない
  • 代替フロン溶剤のコストがかかる
  • IPAを使用する場合、防爆構造にする必要が生じる

スピン乾燥

遠心力を利用して乾燥させる方法。
スピン乾燥と熱風(温熱)乾燥の併用も多用されている。

  • 大量に乾燥させる場合に有効
  • 乾燥時間の短縮に効果的
  • バランスの考慮が必要
  • 破損、折れ、曲がりが懸念される部品には不向き
  • カゴの形状に考慮する必要あり

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